ミシンの選び方

糸切りは手動か自動か

ミシンには必ず糸切りがついていますが、ボタン一つで糸が切れるタイプのミシンもあります。

自動糸切り

縫い終わりにボタンを押す(又はレバーを下げる)だけで上下糸を切ってくれる、とっても便利な機能です。止め縫い(返し縫い)と合わせて使えば糸の始末がいらず、作業の効率がぐんと上がります。

面部カッター(通常タイプ)

ミシン本体の左側面に糸切り用のカッターが付いていますので、ハサミを使わなくても片手でサッと糸が切れます。

糸調子は手動か自動か

ミシンには糸調子を合わせる必要があり、ダイヤルを回して調節するタイプと、ミシンが勝手に調節してくれるタイプがあります。

自動糸調子

布厚センサーとコンピューターで自動で糸調子を取るタイプと、糸の太さを機械的に検知して糸調子を取るタイプとがあります。糸調子を自動でやってくれるので、縫いはじめるまでの時間を短縮できます。

糸調子標準タイプ

ほとんどの生地は「標準」の範囲で縫えるようにセットされています。しかし、ジョーゼットやデニムなどの薄地、厚地は試し縫いをして、そのつどダイヤルを回して糸調子を合わせる必要があります。

縫い模様の切り替え

縫い模様の切り替えは、ボタンや液晶などのスイッチによる切り替えと、ダイヤルを回す方式があります。電動ミシンや電子ミシンはアナログで縫い模様を変更していますので、ダイヤルを「カチカチ」と回して縫い模様を変更します。それに対してコンピュータミシンは、縫い模様(針の動き)をコンピュータ制御していますので、ボタンなどでダイレクトに縫い模様を選択し変更することができます。

フットコントローラーは?

ミシンにはフットコントローラーだけで操作するタイプと、手元スイッチだけで操作するタイプ、フットコントローラーと手元スイッチが両方使える2ウェイコントロールタイプの3タイプがあります。
手元スイッチだけですと、縫い始めや縫い終わりに片手を生地から離さなくてはいけませんが、フットコントローラを使用すると、しっかり両手を添えてスタート&ストップでき、とても便利です。
ミシンを使う頻度が高い方にはフットコントローラーが使えるミシンをおすすめします。

ミシンの価格と性能

ミシンの価格と性能は自動車の価格と性能の比較に似ています。一般的に低価格な軽自動車でも、まっすぐ走ったり曲がったりする基本的な走行はできます。しかし、自動車の「走り」の性能と「装備」は、クルマの価格によって随分違います。高級車の方が、より安定した走りとスピードが得られますし、装備に高級感が得られます。

ミシンも同じような比較ができ、低価格のミシンでも、普通の生地を普通に縫うことは縫えます。しかし、ミシンの縫う力や縫い模様の数、安定性、その他便利な機能など、ミシンの価格差によって違いが出てきます。ただし、車の運転と同じで、うまく縫うのはミシンを使う方の「腕前」によるところが大きいと思います。

高級なコンピュータミシンの良いところ

  • 「スロー」がよりゆっくりで縫いやすい
  • ゆっくりでもパワーがある
  • 針の動きがコンピュータ制御で音が静か
  • ボタンや液晶で縫い模様が選びやすい